専門家の意見

イラストのお金が増えるイメージ

資産の形成を行うためには、保有資金の効果的な運用が必要になります。ここで言う運用とは、保有する現金を金利の低い銀行に寝かしておくのではなく、値上がり益や高い配当利回りが期待できる株式や債券に投資する事を指します。しかし、株式投資や債券投資は高いリターンが期待できる一方で、相場動向によっては損失を被るリスクも内在します。資産運用に関する知識を持たない人が闇雲に投資をしても、資産を増やすどころか元本を毀損してしまう可能性もあるのです。そんな投資の知識を持たない人に投資に関するアドバイスを行ってくれるのが投資顧問会社です。アドバイスを受けるための投資顧問料は、年間リターンの1%程度というのが相場になっています。

投資顧問料は近年低下傾向にあります。一昔前までは運用で得られたリターンの2パーセントから3パーセント程度というのが投資顧問料の相場でしたが、最近では1パーセント程度まで下がってきています。顧問料低下の背景としては、多くの金融機関がアセットマネジメント業務に参入し、投資顧問会社の数が増えたために、業者間の顧客獲得競争が激化したという点が挙げられます。顧客を獲得するために投資顧問料の水準を下げて顧客を確保するという傾向が強まったのです。近年は景気回復を受け、資産運用を始める人が増えており、そうした中で投資顧問会社間の顧客獲得競争はますます激しくなると予想され、投資顧問料の水準も低下基調が続くと予想されています。