先物取引と現物取引

豚の貯金箱

現物取引は、商品や株式などを持っている人が、買いたい人に売ることで成立する取引です。この取引では、商品などを持っている人しか売ることができません。また、この取引は、お店などでもできますし、株式市場の現物取引などいろいろなシチュエーションで可能です。 一方で、先物取引は、商品や(株価などの)指数、有価証券等の売買を市場を通して行います。特徴的なのは、現時点の価格で、将来のある時点で商品などの受け渡し、または、精算をするという約束(保証)をする取引であるということです。 ただし、先物取引をした場合の決済(取引の解消)は、反対売買(差金決済)によって行われるのがほとんどです。また、取引は売り買いどちらからでもはじめられるのも現物取引と異なるところです。

先物取引では、独特な用語が数多く使われますが、基本的なものを見てみましょう。 最初は証拠金です。これは、先物取引では、取引に売買代金の受け渡しをしませんので、取引の担保となる(売買代金の何パーセントかの)お金を預け入れる事になっています。このお金のことを証拠金といいます。 限月(げんげつ)という用語もあります。先物取引は期限を定めた取引ですから、満期があります。その満期となる月のことを限月と呼んでいます。一般に同一の商品などに複数の限月が設定されています。 限月に関しては、期先(きさき)、期近(きじか)という用語も使われます。期先は設定されている限月の内、遠い将来の方のことをいい、近い方を期近と呼びます。 先物取引で使われる用語は、他にもいろいろとありますが、それについては、別の機会にします。